最新更新日:2020年4月2日
オーストラリアのワーキングホリデーをするために必要な予算はどれくらいなのか?いくらの貯金があればいいのか?
いざワーキングホリデーをしようと思っても、どのくらいの予算が必要になるのか?
一番気になるところだと思います。
ある人は30万円だけで、ある人は150万円の予算を用意したり、それぞれの目的や計画によっても必要な金額が大きく変わります。
いったい何に幾らかかるのだろうか?
必要になる費用の内訳を細かく紹介していきたいと思います。
目次
・3つの絶対に必要な費用を知る
・語学学校に通う場合の料金
・主要8都市の代表校の参考料金
↓ここからが最も重要
・出発前に支払う費用の合計額
・用意しなければならない費用の結論
3つの絶対に必要な費用
ワーホリに行くには以下3つの費用が必要です。
1:ワーホリビザ申請代金
2019年7月1日より、ワーホリビザの申請料は$485になり、現在の為替レートで約36500円になります。
オーストラリアのワーホリビザはネットで申請ができ、カナダワーホリのように1年間に発給されるビザの定員数もありません。
申請したその日に承諾されるような取得がしやすいビザです。
2019年4月17日の申請より残高証明の提出が求められるようになりました。
2:航空券代金
オーストラリアへ行く航空券代金です。
どの都市に行くかによって料金は異なりますが、例えばジェットスター航空を利用して成田や関空から直行便で行けるケアンズは片道で22000円~あります。
成田からのみですがゴールドコーストまでの直行便でも24000円~あります。
出発する時期により航空券の値段は前後します。
上記の金額に+3400円で25キロの受託手荷物(トランクなどを預ける)を追加することができます。30キロにする場合は5100円の追加が必要です。
カンタス航空ではブリスベン、シドニー、メルボルンへの直行便が就航しており5万円~6万円台で購入できます。
上記の料金は2020年4月以降に出発する参考料金となります。
3:海外保険の料金
海外保険への加入は義務ではなく無くすこともできます。
ただし無保険での海外生活は非常に危険だと思うので必要な代金として計算に入れておきます。
補償内容によって保険料は変わりますが、高いものだと20万円を大きく超える金額となります。
当社が判断する最低限これ位の補償があれば良いだろう!という安価な保険だと16万円台~加入できます。
30万円もあればワーホリに行ける!
上記3つの合計金額で23万円~26万円くらいと想定してください。
極端な話し、上記で必要な23万円~26万円と、到着して早々に働く気であれば+10万円くらいの予備資金だけあればワーホリに行けるということです。
つまり必要な準備資金は30万円強ということです。
貧乏ワーホリ万歳!自分探しや旅がワーホリの目的だ!という方々は実際に30万円~40万円の準備資金でワーホリに旅立つ人もいます。
語学学校に通う料金
英語の勉強もしたいし、ワーホリを共に過ごす友人も欲しいなど、到着後は語学学校に通うことを考えている人が多いと思います。
言わば、ワーホリに行くため準備する必要がある費用は、この語学学校に通う料金によって決まってくるんです。
簡単に言えば、学校に行かなければ0円、1ヶ月学校に行けば15万円、3ヶ月行けば40万円など、学校に長く通えば準備資金がそれだけ必要になるということです。
では、語学学校に通う具体的な料金をみていきましょう!
主要都市の学校を1校づつ例にあげ、具体的な見積りを出してみます。
一般的な基礎英語コースに通い、最初の4週間だけホームステイを予約した場合の見積りです。
学校に通う期間は1ヶ月(4週間)、2ヶ月(8週間)、3ヶ月(12週間)、4ヶ月(17週間)として、それぞれ料金を提示いたします。
ケアンズ
学校名:Cairns College of English
4週間通った場合
入学金$250
授業料$1520
教材費$100
合計$1870
日本円にして140250円
8週間通った場合
入学金$250
授業料$2640
教材費$100
合計$2990
日本円にして224250円
12週間通った場合
入学金$250
授業料$3720
教材費$100
合計$4070
日本円にして305250円
17週間通った場合
入学金$250
授業料$5270
教材費$100
合計$5620
日本円にして421500円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$250
ホームステイ料$1000
空港送迎$0
合計$1250
日本円にして93750円
換算レートは$1=75円と想定
ブリスベン
学校名:International House Brisbane
4週間通った場合
入学金$250
授業料$1320
教材費$60
合計$1630
日本円にして122250円
8週間通った場合
入学金$250
授業料$2660
教材費$120
合計$3030
日本円にして227250円
12週間通った場合
入学金$250
授業料$3800
教材費$180
合計$4230
日本円にして317250円
17週間通った場合
入学金$250
授業料$5040
教材費$255
合計$5545
日本円にして415875円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$280
ホームステイ料$1080
空港送迎$145
合計$1505
日本円にして112875円
換算レートは$1=75円と想定
サンシャインコースト
学校名:Lexis English
4週間通った場合
入学金$200
授業料$1560
教材費$120
合計$1880
日本円にして141000円
8週間通った場合
入学金$200
授業料$3080
教材費$120
合計$3400
日本円にして255000円
12週間通った場合
入学金$200
授業料$4235
教材費$180
合計$4615
日本円にして346125円
17週間通った場合
入学金$200
授業料$5840
教材費$180
合計$6220
日本円にして466500円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$165
ホームステイ料$1080
空港送迎$220(ブリスベン空港から)
合計$1465
日本円にして109875円
換算レートは$1=75円と想定
ゴールドコースト
学校名:Inforum Education
4週間通った場合
入学金$220
授業料$1540
教材費$56
合計$1816
日本円にして136200円
8週間通った場合
入学金$220
授業料$3080
教材費$112
合計$3412
日本円にして255900円
12週間通った場合
入学金$220
授業料$4500
教材費$168
合計$4888
日本円にして366600円
17週間通った場合
入学金$220
授業料$6375
教材費$238
合計$6833
日本円にして512475円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$220
ホームステイ料$1140
空港送迎$132
合計$1492
日本円にして111900円
換算レートは$1=75円と想定
バイロンベイ
学校名:Byron bay English Language School
4週間通った場合
入学金$240
授業料$1600
教材費$70
合計$1910
日本円にして143250円
8週間通った場合
入学金$240
授業料$3120
教材費$140
合計$3500
日本円にして262500円
12週間通った場合
入学金$240
授業料$4680
教材費$140
合計$5060
日本円にして379500円
17週間通った場合
入学金$240
授業料$6460
教材費$200
合計$6900
日本円にして517500円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$240
ホームステイ料$1140
空港送迎$0
合計$1380
日本円にして103500円
換算レートは$1=75円と想定
シドニー
学校名:ILSC Sydney
4週間通った場合
入学金$230
授業料$1360
教材費$80
合計$1670
日本円にして125250円
8週間通った場合
入学金$230
授業料$2720
教材費$120
合計$3070
日本円にして230250円
12週間通った場合
入学金$230
授業料$3960
教材費$220
合計$4410
日本円にして330750円
17週間通った場合
入学金$230
授業料$5610
教材費$220
合計$6060
日本円にして454500円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$250
ホームステイ料$1204
空港送迎$160
合計$1614
日本円にして121050円
換算レートは$1=75円と想定
メルボルン
学校名:Greenwich English
4週間通った場合
入学金$100
授業料$1320
教材費$60
合計$1480
日本円にして111000円
8週間通った場合
入学金$100
授業料$2640
教材費$80
合計$2820
日本円にして211500円
12週間通った場合
入学金$100
授業料$3960
教材費$120
合計$4180
日本円にして313500円
17週間通った場合
入学金:無料
授業料$5040
教材費$170
合計$5210
日本円にして390750円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$240
ホームステイ料$1280
空港送迎$145
合計$1665
日本円にして124875円
換算レートは$1=75円と想定
パース
学校名:Milner International College
4週間通った場合
入学金$250
授業料$1440
教材費$55
合計$1745
日本円にして130875円
8週間通った場合
入学金$250
授業料$2450
教材費$55
合計$2755
日本円にして206625円
12週間通った場合
入学金$250
授業料$3850
教材費$55
合計$4155
日本円にして311625円
17週間通った場合
入学金$250
授業料$5440
教材費$55
合計$5745
日本円にして430875円
+
ホームステイを4週間
滞在手配料$250
ホームステイ料$1000
空港送迎$100
合計$1350
日本円にして101250円
換算レートは$1=75円と想定
出発前に支払う費用の合計
具体的な準備資金のイメージをもう少し詳しく書いてみます。
すぐ上にあって見やすいのでパースの学校に通う場合で書いてみます。
1:出発前に支払う費用(学校は4週間)
最初に挙げた必要3点費用
230000円~
4週間の学校+4週間のホームステイ
232125円
合計462,125円になります。
この金額が日本を出発する前に支払う(必要な)金額です。
そして現地に到着後、学校を卒業するまでの1ヶ月に使うであろう生活費を75000円($1000と想定)とした場合、総額が537,125円となります。つまり学校を卒業するまでの総額でこの金額が必要になるということです。
2:出発前に支払う費用(学校は8週間)
最初に挙げた必要3点費用
230000円~
8週間の学校+4週間のホームステイ
307875円
合計537,875円になります。
この金額が日本を出発する前に支払う(必要な)金額です。
そして現地に到着後、学校を卒業するまでの2ヶ月に使うであろう生活費を150000円($2000と想定)とした場合、総額が687,875円となります。つまり学校を卒業するまでの総額でこの金額が必要になるということです。
3:出発前に支払う費用(学校は12週間)
最初に挙げた必要3点費用
230000円~
12週間の学校+4週間のホームステイ
412875円
合計642,875円になります。
この金額が日本を出発する前に支払う(必要な)金額です。
そして現地に到着後、学校を卒業するまでの3ヶ月に使うであろう生活費を225000円($3000と想定)とした場合、総額が867,875円となります。つまり学校を卒業するまでの総額でこの金額が必要になるということです。
4:出発前に支払う費用(学校は17週間)
最初に挙げた必要3点費用
230000円~
17週間の学校+4週間のホームステイ
532125円
合計762,125円になります。
この金額が日本を出発する前に支払う(必要な)金額です。
そして現地に到着後、学校を卒業するまでの4ヶ月に使うであろう生活費を300000円($4000と想定)とした場合、総額が1,062,125円となります。つまり学校を卒業するまでの総額でこの金額が必要になるということです。
(補足)
最初の4週間はホームステイに滞在して、その後は現地にて自分で探したシェアハウスにて生活をするという想定金額です。
シェアハウスは1週間あたり$150~$160(約11000円~)という設定で考えた場合、1ヶ月の生活費は最低でも$1000~$1300(7.5万円~10.0万円程度)は必要です。家賃、食費、交通費、交際費などです。
使えば使っただけ無くなるのがお金ですが最低このくらいは必要になるであろうという概算費用で出してみました。
ここまでのおさらい
何にいくらの金額が必要か?という具体的な金額は理解して頂けたかと思います。
上記で見積もった学校はあくまでも一例であって、これらの学校より安い学校もあれば高い学校もあります。
キャンペーンで授業料の割引きがあれば安く申し込める学校も沢山あります。
最初に示した3つの費用は(23万~26万円)ほとんど削ることができないので費用を極力抑えたい場合は学校にかかる料金を安くする必要があります。
ホームステイではなく、安い学生寮があればもう少し費用を抑えることができます。
また、少しでも学費を抑えて勉強するため、近年は【フィリピン留学+ワーホリ】が定番になっています。
通いたい学校の期間、行きたい都市、用意できる資金のバランスを考えて計画を練る必要があります。
ここまでで出発前に必要な費用と到着後に必要な生活費もお伝えできたと思います。
重複しますが、シェアハウスに住みながら1ヶ月を暮らす生活費は最低でも$1000 ~ $1300は必要です。現在の為替レートで7.5万円~10.0万円くらいです。
学校に通い、そして卒業するまでの生活費も前途した通り、例えば3ヶ月学校に通った場合は卒業までに867,875円が消費されるという計算になりました。
学校を卒業した時に一文無しでは困りますよね?
なので上記で示した金額+最低でも20万円くらいの予備資金があったほうが良いでしょう。
20万円もがあれば約2ヶ月は暮らせます。この2ヶ月の間でアルバイトに就けたりファームに行けたりすれば基本的に貯蓄を切り崩すことなく生活ができる+多少なりとも貯金ができるくらいの収入は得られます。
上記で示す通りの十分な費用が用意できなければ、学校に通いながら並行してアルバイトをしても良いでしょう。
どのくらい稼げるかはアルバイト先やシフトにもよりますが、多少なりとも給与が得られれば準備資金はもうちょっと少なく見積もることができます。
ワーホリの一番のメリットはいくらでも働くことができ現地でお金を稼げることです。まともに働きだせれば多かれ少なかれ貯金ができるくらいは稼げます。
アルバイトの探し方はこちらでご覧ください。
ワーホリ資金はいくら必要ですか?見積もりをもらえますか?という質問を多く頂きますが平たく言えば本人が考える計画によっても違うことが理解できたと思います。
学校に通い卒業するまでの金額+予備資金として20万円程度!というのが答えです。
それが難しければ学校と並行してアルバイト生活もありです。
考えているプランがあればお聞かせください。
何にいくらかかり、これくらいの予算が必要になるとアドバイスができると思います。
留学アドバイザーの資格を持つプロのカウンセラーよりご案内をさせて頂きます。
株式会社 留学のチカラ
オーストラリア留学・ワーホリの専門店
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