オーストラリアへのワーホリを検討している方は退職時期や資金面なども考慮して出発の時期を検討しているかと思います。
来月や再来月に行くのであれば準備もしやすいのですが、多くの方は数ヶ月後や1年後を目処に出発を考えていると思います。
以下は出発の予定時期を10ヶ月後と想定して、具体的になにをどのように準備を進めれば良いか記載を致します。
あくまでも目安の期間としてお読み下さい。
出発予定の~10ヶ月前
入国都市を検討する
入国都市は一番の悩みとなるでしょう!
ケアンズ
サンシャインコースト
ブリスベン
ゴールドコースト
バイロンベイ
シドニー
メルボルン
アデレード
パース
他、沢山の主要地域があります。
ワーホリで行く最初の都市はずっと思い出に残ります。右も左も分からない土地で友人も居ない場所で1から環境を作り上げ、少なくとも数ヶ月は滞在するでしょうから当然のことですよね!
語学学校へ通ったり、苦楽を共にできる新しい友人ができたり、不慣れな英語で頑張ってみたり、とにかくワーホリの1年 or 2年、そして帰国後も最初に入国した都市はずっと思い出に残るものです。
全てのワーホリさんが!とは言いませんが8割の方は入国した都市が一番住みやすかったと言います。
ケアンズから入国して数ヶ月を過ごし、後にシドニーに行けば、都会過ぎて逆に動きづらいし人も冷たいと評価し、シドニーから入国して、後にパースに行けば、何も無さすぎて住めないよ!と評価するものです。
入国した都市が自分の街の様に思えるのでしょう。それだけ気持ちが根付くという事です。
入国予定の時期によっても都市選びは大きく左右するでしょう。オーストラリアは日本と真逆の季節で7月・8月がオーストラリアの冬にあたります。
日本の国土面積の23倍にもなる大きな国ですから地域によって気候が全く異なります。分かり易い例で言えば、北部のケアンズと南部メルボルンでは北海道と沖縄くらいの気温の差があると思って下さい。
シドニーやメルボルンなどオーストラリアの南部に位置する都市は関東の冬をイメージして下さい。雪はめったに降りませんが冬場はコート、マフラー、手袋も必要です。
北部のケアンズや中部のゴールドコースト、ブリスベン、サンシャインコーストがあるクイーンズランド州は年間を通じ温暖な気候です。
ケアンズの7月、8月の日中は半袖でも過ごせる暖かさで20℃を越えます。朝・晩は少し涼しくなりますので羽織るものがあると便利です。9月中旬を過ぎると汗ばむ暖かさとなり30度弱まで気温があがります。
東海岸の中部に位置するゴールドコースト、ブリスベン、サンシャインコーストなどはケアンズに比べ涼しくはなりますが、日中は20℃くらいまで上がることもあります。
朝晩の冷え込む時間帯は少し厚手のアウターが必要です。軽いダウンとかあると便利だと思います。最低気温は10度を下回ることもあります。
学校に通うのに適している都市や、働き口が多い都市など、個人の目的によって選ぶに相応しい都市は全く異なりますから十分に吟味して選んで下さい。
主要都市の詳しい紹介は こちらもご参考ください。
出発予定の~6ヶ月前
通う語学学校を絞り込む
1つの都市に少なくても10校の語学学校は存在しますし、どの学校を選んで良いのかを決めるのは自身の判断だけでは難しいと思います。
オーストラリア政府から認定されている英語コースは大抵、週20時間~25時間(1日:5時間)となります。
学校によりカリキュラムは少し違いますが、午前中の3時間は基本の文法・リーディング・ライティング・ヒアリングが行われ、午後の2時間で会話クラスや、学校によっては2コマの選択コースがあったりもします。
選択クラスはその方の英語レベルにより選択ができ、初級者であれば文法や発音クラス、中級以上であればビジネスクラスやTOEICクラスといった選択教科を選べます。
では、どういう学校を選択すれば良いか?
以下、参考にして下さい。
生徒が100人程度の小規模な学校を選択
英語力が初心者だと自己判断し、中学校や高校生レベルの簡単な英語の勉強しかしてこなかった人向けです。
特徴として
アットフォームな環境が売りで先生と生徒の距離感が近く、それだけに先生も生徒とのコミュニケーションが取れやすく名前も覚えやすい環境になります。先生が生徒の面倒を見やすいので生徒それぞれの英語のレベルを把握しやすい。生徒から先生への質問もしやすい。
デメリットを挙げるなら
小規模な学校にありがちなのは、一定の国籍の生徒に偏ることがあります。全ての学校に当てはまるわけでは無いのですが、例えば全校100人くらいの規模で30%は日本人、30%は韓国人、ヨーロッパ系は10%~15% 他、南米や東南アジアなど、多くはアジア勢の生徒が占める場合が多いです。
生徒が250人程度の中規模な学校を選択
オーストラリアには300人を越える様な生徒数の語学学校はそう多くなく、200人~250人程度の生徒が在籍する語学学校が一番多くあります。シドニー、メルボルン、ブリスベンなどの都市部にはこれら中規模学校が多く存在しています。
特徴として
多くの生徒を受け入れられる整った施設であること、コンピュータの台数なども多く、沢山のクラス数が確保できる。基礎英語コース以外にも長期受講対応のアカデミックコースや児童英語コース、TOEIC/TOEFL/IELTS/Cambridge準備などの専門コースもあり、長く英語を集中して勉強する方にはこの規模の学校をお勧めします。
また生徒人数が多いと多くの国籍の生徒がいる場合が多く、その国籍バランスも整った学校も多い傾向です。
デメリットを挙げるなら
英語が初心者の方がこの手の学校に通った場合、他の生徒に圧倒されて尻込みしてしまい結局は言葉の通じる日本人とつるんでしまったりする場合も考えられます。
入学時の英語力や、通う期間、どういった環境を学校に求めるのか?によっても選択に相応しい学校は異なります。ここは一番重要な部分になると思うので、是非、当社までご相談を頂ければと思います。
語学学校の選び方について、
出発予定の~5ヶ月前
ワーホリビザを申請する
申請をすれば数日以内に取得できるものです。
決して振り落とされるVisaでは無いので健康面に問題が無く、申請をすれば誰でも取得が可能です。年間の発給の制限もありませんし残高証明書なども要りません。
Visaは取得日から1年が有効です。
取得した日(受領日)から1年以内に出発をして、オーストラリアに入国日した日から数えだし、最長1年間の滞在ができます。
数ヶ月後に出発が確実にできる状況になればビザの取得は行なってもOKです。
ワーホリビザ申請について
もっと詳しくは こちら
出発予定の~4ヶ月前
学校に申し込む
Visaが取得できた後(または同時進行)は学校と滞在先の予約です。
ホームステイや学生寮などの滞在先や空港から滞在先までの送迎予約も学校を通じて予約することができます。
出発予定の~3ヶ月前
航空券の予約
ワーホリビザも取得済み、語学学校も申し込み、出発日も滞在先への到着日も確定した状態でれば、航空券の予約を行なってください。
GWや年末年始、夏休みのお盆あたりの出発は避ける様に計画して下さい。航空券代金が高いです。これらの時期を省きある程度、時期に余裕をもって予約を行なって頂ければ良いでしょう。
成田・関空を始め、福岡やセントレア空港からオーストラリアに行くことはできますが一番安価でお勧めなのは「ジェットスター航空」です。
2017年現在、直行便で行けるのは
ケアンズ(成田と関空発:ジェットスター航空)
ゴールドコースト(成田発のみ:ジェットスター航空)
メルボルン(成田発のみ:ジェットスターとカンタス航空)
ブリスベン(成田発のみ:カンタス)
シドニー(羽田発のみ:カンタスと全日空)
となりますが、これらの都市を経由して他の主要都市に行く航空券が安く買えます。
例えば、以下はジェットスター航空を利用した場合の料金ですが、
成田発~ケアンズの直行便
¥25680~(+受託手荷物料金)
成田発~ゴールドコーストの直行便
¥27900~(+受託手荷物料金)
関空発~ケアンズの直行便
¥25680~(+受託手荷物料金)
関空発~ブリスベン(ケアンズ経由)
¥39179~(+受託手荷物料金)
上記の料金は2017年4月以降に出発する最安値料金となります。
片道での予約がお勧め
ワーホリの方は帰国が1年以上先になる可能性も多いにあり、帰国する際の都市(出発地)がはっきり決まっていないと思います。ワーホリ期間は本当に自由に行動ができますので、どの都市、どの国から帰国するかなどは予想がつきません。なので片道航空券で入国してください。
出発予定の1ヶ月前
海外保険への加入
その他
国際免許の取得
車に乗るかな?って人は取得をお勧めします。現地到着後に日本大使館(領事館)に行き、同じ効力を持つ「免許の英訳書類」を取得することも可能です。
税金や年金処理
これはかなり重要な項目です。退職後、源泉徴収票をもらった後に必ず行って下さい
出発前の公的手続きについてもっと詳しくはこちら
以上が出発前に行う計画や作業の流れです。
株式会社 留学のチカラ
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