フィリピン留学

 

ここ数年間で知名度がぐっと上がってきたフィリピン留学について

 

最近のトレンドは、オーストラリアやカナダなど、ワーホリへ行くために必要な語学力を付けるため、ワーホリ前にフィリピン留学に行く方が増加傾向にあります。

 

最大のポイントは

・授業料金が安い!

・プライベートレッスンが多い!

・全寮制で食事付き!

 

フィリピン留学が世に出始めたのは2005年頃。当時の私は大手留学会社に勤務しており、旅行会社との共同企画にてフィリピン留学の取り扱いを始めた頃です。

 

少しづつ認知が進み、2010年あたりから急激にフィリピン留学の知名度が上がりだし、こぞって留学会社が取り扱いをはじめました。同時にフィリピン国内にも多くの新規学校がOPENし、現在は格安で英語が勉強できる留学先として人気の国となっています。

 

その裏付けとしてフィリピン政府観光省の調べによると、2010年の時点では日本人のフィリピン留学渡航者数は年間4,000名でしたが、2013年には年間26,000名にまで急成長しています。

 

一般的な学生による短期・長期の留学、社会人の短期英語研修、内定が出ている大学生の就職前の英語スキルUp、大手企業の社員の英語研修にもフィリピン留学が利用されているそうです。

 

受講者は意外と社会人の方も多く、それなりに語学力が高い方もフィリピン留学を選ばれているのも大きな特徴です。それはフィリピン人講師による1付1のプライベートレッスンが主な授業だからです。フィリピン留学は各学校により異なりますが、基本は1付1のプライベートレッスンに多くの時間を当てています。

 

既にワーホリを経験されている方はご存知かと思いますが、韓国人の間では、カナダ、オーストラリア、NZなど、ワーホリ前の英語力を強化するため、フィリピン留学を経てワーホリに行く人が多く、また、ワーホリが終わり帰国する際にフィリピンに行き、数ヶ月の勉強をしてから本帰国をする方もいます。この流れを受けて日本人にもフィリピン留学の知名度が上がりました。

 

以下は数字は、セブ島の学校が受け入れたことがある企業や大学生の実績です。

  

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フィリピン留学のメリット


留学中の生活や治安



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学生寮での暮らし

各学校により規模や施設の違いはありますが、フィリピン留学は基本的に学生寮での生活となり、食事も3食付いています。

 

以下、セブ島のCG/ESLという語学学校の寮を例にあげてご紹介いたします。

 


寮での食事

食事は1日:3食

毎食、沢山の献立が用意されています。

 

以下は違う学校の食事メニューで、日本人の口にも合うように作られてはいますが、韓国人資本の語学学校ではビビンバ、カルビ、チャプチェなど韓国よりのメニューになっていることが多いです。



部屋の様子

各学校により部屋のカテゴリーが異なりますが、通常は1人部屋~3人部屋、または最高で4人部屋までの設定があります。

 

部屋には、

ベット、デスク、テレビ、冷蔵庫などが完備されておりトイレやシャワーもあります


 

フィリピン留学のレポート

私が1週間、フィリピンのセブ島に短期留学へ行ったのは2008年11月。

 

当時、セブ島には数校の学校がありましたが、その全てが韓国人資本の学校でした。まだ日本人にフィリピン留学の認知が薄かったので、学校全体の9割が韓国人、残りの1割が日本人という割合でした。

 

以下は1週間のフィリピン留学を終えて、帰国後に書いた私の留学レポートです。

 

セブ島の語学学校

Cebu Pacific International Language

通称CPILSという学校に通いました


治安

フィリピン=治安が悪い

という我々日本人のイメージが強くあると思います。

 

例えばアメリカでもロスの治安が悪いが、田舎の地域では問題ないことがあります。フィリピンも一緒の様で、マニラや南部の島は確かに治安が悪いところがあるようですが、セブ島に関して言えば守るべきルールこそありますが、それを守っていればそれほど問題ないことが分かりました。

 

大きくて、とても綺麗なショッピングセンターがありますが、入口では必ずセキュリティーチェックが行われています。こうした努力も治安の安定につながっているかと思います。タクシーなどもメーター制でぼられたりする事は少ないようです。

 

ヨーロッパのある地域を歩いていると、目がギラギラして何かを狙っている様な人達を見ることも多いですが、セブ島では一度もそういった事には遭遇しませんでした。ただ、物乞いするストリートチルドレンなる子供たちは沢山目にしました。

 

物価

アジア通貨の中でも安いフィリピン・ペソ

私が両替したレートは1ペソ約2円でした

 

単純に考えると日本の物価指数の5分1と思ってもらうと想像しやすいでしょうか、レストランで出される現地のビールが50ペソ=100円と考えてください。居酒屋の生ビールが500円の日本、そう考えると5分1の物価ですね。

 

マクドナルドやスターバックスなど、外資の店は5分1というわけにはいきませんが、ビックマックセットが122ペソ=250円くらい、スタバのコーヒーが200円くらいでした。

 

タクシーの初乗りも100円以下

マッサージもローカルのところなら1時間で400~500円で、仲良くなった生徒さんは毎日マッサージに行ってました。

 

学校の売店で買うアイスコーヒーも20ペソなんで40円とかでした。現地でのお小遣いは微々たるものになると思います。

 

1か月のお小遣いは2万円~3万円もあれば十分だと思います。学校の授業料や滞在費用以外ほとんど費用はかからないと思ってもいいくらいです。

 

注意

2016年12月現在のレートは

1ペソ=約2.4円くらいです。1000ペソが2400円という計算です。

 

気候

四季がない国で、一年中暑いようです

暑いか、凄く暑い季節かのどちらかです。

 

私が滞在した11月はさほど暑くなかったですが日本でいう夏の気候ではありました

 

フィリピン人講師の英語

フィリピン各地、そしてセブ島においても沢山の学校があるので、どの学校においても!とは断言できませんが、少なくても私が勉強したCPILSでの話ですが、とても質の良い先生陣でした。

 

それほど多くの働き口がないフィリピンで英語の先生になる事はある意味、高給取りで花形職業の分類になるそうです。なので日本でいう6大学や、それ以上の高学歴の方が先生になっていると聞きました。

 

発音に関しては、私たち日本人が聴き取りやすく、ゆっくりとした英語(意識的にスローにしてる事もある)です。はっきりと発音してくれるので特に初心者の方には馴染みやすいと思います。

 

ネイティブの先生に早口で言われても、なかなか聴き取れないことが多いと思いますが、フィリピン人教師は綺麗にゆっくりめに話してくれていました。

 

しかしネイティブの発音や話すテンポも重要ですので、この学校ではネイティブ講師による授業(1対8のグループレッスン)も行われています。

 

以下、撮影を許可してもらったので授業の動画を撮ってきました。

 

フィリピン人講師による1付4の授業風景


ネイティブ講師による1付8の授業風景


学校生活

フィリピン留学では基本的に寮生活で

校舎と宿舎が一緒になっています。

 

食堂もあり、朝・昼・晩と食事の提供もあります(宿泊費用に含まれます)

豪華なメニューでは無いものの、日替わりでメニューが構成されているので学校給食の様で美味しく、日本人の口にも合う食事でした。

 

授業は、取ろうと思えば通常クラスが終わった後も特別授業(無料クラス)でTOEICなどの授業を受ける事ができました。平日は沢山勉強してもらって、夜はコンピュータールームや自習室での勉強、そして週末は友人と飲みに出かけたりしていました。平日の門限は夜の11時 金・土曜日は深夜の1時まで外出が可能でした。

 

学校内はアルコールが禁止なので、皆さん外へ飲みにいきコミュニケーションをはかっていました。学校の隣にあるBAR的なお店でしたが。

 

授業内容

1コマ100分を3クラスこなしました。

 

1対1のプライベートレッスン、1対4の少人数グループレッスン、この2コマはフィリピン人講師によるものでした。そして1対8のグループレッスンではネイティブ講師によるレッスンでした。

 

まず、1対1レッスンの重要性を改めて実感できました。自分の解らない箇所で一回一回止めて、解かるまで教えてくれます。これがグループレッスンとの大きな差です

 

例えば、ヒアリングのレッスンではテープを流すのですが、聴きとれない箇所があった場合、そこでストップをして何を言っているか確認ができます。グループレッスンでは絶対にできない環境です。

 

英文の理解も自分の力に合わせて先生が教えてくれます。この100分のレッスンは長い様ですが、真剣に取り組む時間と集中力が増すのですぐに終わってしまいました。すごく良い授業でした。

 

日本から東大生や京大生がフィリピンに留学に来るらしいのです。私も初耳でした。学校スタッフいわく、彼らは1対1のレッスンの重要性を知っているようで、自分が英語を喋れないのを知っているので、この1対1のレッスンを重要視して、英語力向上のきっかけにしている様です。


1対4の少人数グループレッスンでも、先生の目が届く範囲でのクラス編成なので、一人一人の生徒に対してのケアが行き届きます。人数が多いグループレッスンだと、どうしてもサラっと授業が展開されてゆく感じもうけますが、1対4は丁度良いかもしれません。むしろ、ずっと1対1のレッスンはきついと思いますが、この1対4のレッスンは程よく緊張感を保つことができ、必要な授業だと思いました。

 

1対8のレッスンも、ネイティブの話すスピートや発音、リズムに慣れるために必要なレッスンだと感じました。先に1対1や1対4の授業を行うと、なにか物足りなさも感じましたが、逆に1対1や1対4が良すぎたのかもしれません!

 

学校スタッフや先生いわく、3か月しっかり集中して勉強して頂ければ、かなりの英語力がつくと自信を持って話していました。

 

私も実際に授業を受けてみて本当にそう思いました。

 

総評

安い授業料、安い物価、そして1付1のプライベートレッスンが主体のフィリピン留学は日本人にとって良い留学先だという事は間違いないと思います。私は1週間だけの留学でしたが、それを実感しました!

 

ただ、やはり貧富の差が激しい国ですので、見たくない光景もあり、全てが美しい国とは言えません。治安も決して良い!という事ではありません。最善の注意を払っていたとしても、日本では考えられないような事は起こりえます。最善の注意を払い留学生活を送る必要はあります!

 

綺麗な海こそありますが、近くに面白いスポットや遊べる場所はフィリピンにはあまり無いに等しく、ここはあくまでも集中して英語力を伸ばすところだと感じました。

 

ワーホリに行く前に語学力の向上として数ヶ月通うには最高だと思います!

 

学校で出会った日本人生徒さんにも色々と話を聞きました。ある方はオーストラリアのワーホリ帰りで、現地でフィリピン留学の良い噂を聞いてやって来たと。またある方はフィジー留学を経てフィリピン留学に来た。またある方は、もうこの学校に4回通っている!という方までいました。

 

私の中でも、とても素晴らしい経験になりました。

 

以上です

 

当社で手配できる地域

日本からの留学者はセブ島の学校に通う方が多いですが、セブ以外にも、バコロド、イロイロ、ダバオ、バギオ、クラーク、スービックという、あまり聞き慣れない地域にも沢山の学校があります。

 

一番人気はやはりセブ島ですが、当社ではセブ以外の地域にある学校も豊富にご紹介できる様に努めています!

 

フィリピン留学について

いろいろとご相談下さい。

 

 


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